ちゃんと家でゴハン食べてるんですが、なんというかもう
内容が野蛮すぎて・・・(笑)気を取り直して、本日のメニュー
メインはスーパーで特売だったボイルやりイカです。
話は脇にそれますが、いつも腑に落ちない事がヒトツ。
それは、（少なくともそのスーパーでは）必ずパッケージの中に酢味噌が添えられているコト。
人はボイルされたやりイカやほたるイカは酢味噌でしか食べへんの？でもサラダのパックにはドレッシングはつかなくて別売りやのに。とか・・・
いや、ドレッシングって好み有るでしょ？と言われるなら、いや、酢味噌もあるでしょ？と屁理屈ゴニョゴニョ・・・言えたらいいんですが、まぁイカでは使わないだけで酢味噌自体は大好きなので文句なく買ってます（不満があるのではなく不思議なだけ
）というわけで、私の場合は、ボイルイカは大抵トマト煮込と煮込んだソースを絡めたパスタ、酢味噌の方はドレッシングや茹で野菜を和えるのに使います。
こんな感じ
こうやって肉でも魚でもゴロンゴロンと塊を使って煮込み、煮込んだ塊をメインに、煮込まれたソースをパスタにと別盛りにするやり方は、ナポリ式と言われたりもするそうですが、まぁ端的に節約レシピって意味なんでしょうね
一粒で二度おいしい！的な・・・
イカやタコって煮込めば煮込むほど柔らかくなるし、びっくりするほどの旨味を出してくれるのでよく作ります（何よりも楽ちん
）材料：
ボイルやりイカ：４〜６ハイ（１パック）
基本のトマトソース：１カップ〜１カップ半（作り方はコチラ）
塩漬けケッパー：小さじ１
ブラックオリーブ：適量
コラトゥーラ：小さじ１
白ワイン：大さじ１
水：１/２カップ
にんにく：小１かけ
赤唐辛子：１本
パン粉（ドライ）：大さじ３
イタリアンパセリ：適量
胡椒：適量（塩は適宜）
オリーブオイル：適量
1.白ワインとコラトゥーラを混ぜ合わせておき、また、塩漬ケッパーについている塩は水かワインヴィネガーで軽く洗っておく
2.鍋にオリーブオイル大さじ１、つぶして芯をとったにんにく、赤唐辛子を入れて弱火で香りを出す
3.にんにくを取り出し、火を少し強めたらボイルしたイカと混ぜ合わせた白ワインとコラトゥーラを加えて馴染ませるように軽く炒める
4.３にトマトソースと水、ブラックオリーブとケッパー、みじん切りのイタリアンパセリを加えて蓋をし、約２０分(以上)強めの弱火で煮込む
5.ここで味をみて必要なら塩を加えて味を調え、イカとオリーブは皿に盛る
6.フライパンでたっぷりのオリーブオイルを温めパン粉とイタリアンパセリのみじん切り、黒こしょうを加えてパン粉にオリーブオイルを染み込ませるようにしながらカリカリに炒め５のイカにかける
7.パスタを茹でて４で鍋に残したトマトソースとからめる
どちらにもお好みで香りの良いオリーブオイルを仕上げにどうぞ
この中で、コラトゥーラとオリーブの実については、あった方が絶対に美味しいんですが、無理には用意しなくても・・・
と、店で扱っているのにこんな事言ってちゃいけないんですが(笑)
コラトゥーラはアンチョビを塩漬けにして熟成させて作ったイタリアの魚醤。
お味をみられたかたのほぼ１００％がスルメ味！と仰る天然の旨味爆弾。スルメ味と表現されるだけあってイカとの相性は抜群です
ただ・・・結構、いや、とってもお高いのです
なので、特売のイカを使ったメニューを作るためにコラトゥーラを買うのは・・・まぁ、お客様次第ですねっ(^^)オリーブの実で当店で取り扱いがあるのはコチラ。ただ、オリーブの実って、冷蔵庫で中途半端にあまったりしていませんか？
そういうものがあればそれで十分。煮込まれる事で実にソースの旨味が浸透してふっくらと美味しくなりますよ(^^)
あと、コラトゥーラやケッパー、オリーブはかなり塩分が強いですから、これらを全て揃えて作られる場合は塩は最後に味を調えられるまで加えないで下さいね
逆にそれらを省いて作られる場合は煮込まれる段階でお塩を加えてください。
さて、本日のオイルはコチラ
フェウドット
ワタクシの脳内では、青いトマトの香りがするレティツィアとの東西シチリア対決一騎打ち状態だったんですが、ドッチのお皿の味もトマトなんで、もっと軽く青く、そしてイカから出る甘みを引き立てる苦みがほんのり欲しかったので西のノチェッラーラ主体のブレンドオイルに軍配があがりました
このフェウドット、個性はハッキリしているのにバランスがよくて食材との相性を選びません。ですので、何にでも使うけど、使い分けはしないとおっしゃるお客様にとっても人気があります
で、ご自宅用に２本以上のまとめ買いをされるお客様も増えて参りましたので、今月から５００mlサイズもデビューしました
ほんの少しオトクになりますので、気兼ねなくたっぷり使いたいと仰る方にはオススメですよ〜
