って、もう開業してるやん。とのツッコミ必至ですが

本当にギリギリの段階まで決まらずに、困っていたのが店内に置く椅子
背の高い扉やオリーブオイルに光が直接当たらないように天井を照らす箱型に作って頂いた店内の間接照明。
のお掃除もできる脚立も兼ねた脚立椅子。
簡素で素朴で野暮ったくない
流行がなくて個性のあるもの
小さなお店を個人で始めるから当然だったとも思うのですが
デザイナーさん、施工業者さんのトータルに関わる方たちはもちろん
鉄のパイプを作ってくれた鉄のゲージュツカとか、手描きのサインを描いてくれた方。
ロゴのデザインをしてくれたグラフィックデザイナーさん、そして、我が友・月草sousowちゃん
など、それぞれのパーツを作ってくださった方たちとも、皆、顔合わせをしていて、
お仕事の様子も見学(完全に和を乱す存在でしたが。オーナーだけど、トリックスター。みたいな…

させて頂いていたので、私は、何の作業もしてないのですが
すっかり創作チームの一員の気持ちになっていて、椅子でコケルわけにイカンと思ったのですよ。
で、目を血走らせてネット検索で夜更かしし続けていたのですが
既製品はアカン。もう、作ってもらおう…
と思ったその夜、友達と出かけた福島のピッコラ・ヴェネツィア「ブリッコラ」で、家具職人さんと出会い
その方が所属するデザインユニット「SCRiPT」で作っていただく事にしたのです
本当にギリギリにお願いしたので、さすがにオープンには間に合わず。
ようやく10月4日に完成納品していただきました。
本当に誂えたみたいにピッタリ

と言おうと思ったんですが。
誂えたんでした(笑)
「ピッタリくるように作って下さい。私のお店は…コンセプトは…」
と、熱い長いメールを送りつけて…

嬉しいなぁ。これで座れる(笑)
老骨に生まれて初めての立ちっぱなし仕事は、やっぱり辛かったです(涙)
ホントにありがとうございました。
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